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Ⅱ型呼吸不全患者に対する酸素投与方法、目標とするPaO2の値は?
Blog-Dr城下の呼吸器雑記帳急性呼吸促迫時には100% 酸素をFlow-byがよいと思います。開口呼吸が消失すれば、ICU管理がよく、FIO2 25-30%, 室温 22-23℃に初期設定します。 Ⅱ型呼吸不全の代表疾患である慢性閉塞性肺疾患(COPD)では、長期経過...
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問診で聞くべき「環境由来刺激物質」とは?
Blog-Dr城下の呼吸器雑記帳芳香剤、消臭剤、殺虫剤、野焼きの煙、線香、防虫剤、香水、洗剤、柔軟剤、塗料などの揮発性有機溶媒、化学肥料、植物の花粉、ほこり、カビ、整髪剤などです。たばこの煙、ディーゼル排気微粒子、車の排気ガスなどは、人でも喘息や慢性呼吸不全との関連が認め...
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肺C線維受容体と気管支C線維受容体とで違いがあるのか?
Blog-Dr城下の呼吸器雑記帳構造的には同じですが、部位により反射応答に差異が生じます。気道の求心性神経は、喉頭から中枢気道に分布する咳受容体(RARs)に接続する有髄線維(Aσ)の他に、肺胞領域に分布する肺C線維と末梢気道に分布する気管支C線維の二つがあります。RAS...
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Ⅱ型呼吸不全の症例で高濃度酸素吸入により意識障害や呼吸困難を引き起こすのはなぜ?
Blog-Dr城下の呼吸器雑記帳慢性高炭酸ガス血症を引き起こす呼吸器疾患は、同時に低酸素血症も生じています。これは、肺胞気式 PAo2=FIo2-Paco2/R (R:呼吸商)でも説明されますが、このような状況になる疾患は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)です。COPDでは数...
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Flow by酸素投与法は? Ⅱ型呼吸不全の場合、酸素濃度的に高濃度になり過ぎないか?
Blog-Dr城下の呼吸器雑記帳100%酸素を、チューブを介して鼻先から2cm離して投与します。この場合、加湿が必要となります。方法とFIo2については添付資料を参考にしてください。この資料によると体重10kgの犬では2L/分の酸素流量でFIo2(吸入気酸素分圧=気管内酸...
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気流制限がある場合、呼気努力が生じる機序ー肺伸展受容体の機能からの考察
Blog-Dr城下の呼吸器雑記帳「肺伸展受容体(Pulmonary stretch receptors)これは気道平滑筋内に存在すると考えられ、肺の伸展に反応してインパルスを生ずる。肺が膨張している間はその活性は保たれ、適応による弱化は全くみられない。ここで発生したインパ...
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若齢から成犬時に大きないびきがある犬が老齢になると慢性気管支炎になる理由
Blog-Dr城下の呼吸器雑記帳以下の文献により、上気道閉塞とそれによる気道内乱流が粘液線毛系の障害を引き起こすと考えられている。そのため過剰な粘稠粘液が気道内に蓄積する可能性がある。いびきは、睡眠時の上気道閉塞が毎日ある証拠である。私の経験では、非短頭種で若齢期にいびき...
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間質性肺炎の分類
Blog-Dr城下の呼吸器雑記帳間質性肺炎の分類(この記事は書きかけ中です)間質性肺疾患(Interstitial lung diseases, ILDs)とは,びまん性肺疾患(Diffuse parenchymal lung diseases, DPLD)の中の主要な疾...
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犬の多中心型リンパ腫におけるBALの診断的有用性
Blog-Dr城下の呼吸器雑記帳Hawkins EC, Morrison WB, DeNicola DB, et al. Cytologic analysis of bronchoalveolar lavage fluid from 47 dogs with multic...
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気管支拡張症
Blog-Dr城下の呼吸器雑記帳定義:気管支壁の弾性・筋組織が組織崩壊し気管支の慢性の異常拡張や捻転を起こしたものと定義されます。これらの変化は不可逆性です。形態変化に基づいて名付けられた疾患のひとつで、診断名として使用されます。びまん性と限局性に分けられます。タイプ:以...