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院長紹介

院長略歴

城下 幸仁(しろした ゆきひと)
Yukihito Shiroshita DVM, PhD
—Dr. Shiroshitaの研究活動

1993年 東京農工大学農学部獣医学科卒業後、相模が丘動物病院で小動物の診療を始める。
1994-1996年 東京農工大学家畜外科学研究室研究生
2000年 岐阜大学大学院連合獣医学研究科博士課程修了(獣医学博士)
学位論文テーマ「小動物臨床における血液ガスの臨床応用への検討」
2012年 麻布大学獣医学部内科学第二研究室共同研究員

所属学会:動物臨床医学会(評議委員、呼吸器分科会委員長)、日本獣医学会、獣医呼吸器談話会、日本呼吸器内視鏡学会、日本呼吸器学会、Veterinary Emergency and Critical Care Society(米欧獣医救急救命学会)、犬・猫の呼吸器臨床研究会(代表理事)

「咳や呼吸異常などの呼吸器疾患をテーマにしぼって徹底した研究を行い、動脈血ガス分析と気管支鏡検査による診断を行う呼吸器科を専門としております。近年は、気管支鏡を用いた内視鏡治療に取り組んでおります。胸を開かずに内視鏡技術で気道内治療を行っています」

Textbook of Respiratory Diseases in Dogs and Cats (SAUNDERS, 2004)を中心に犬猫の呼吸器病学を現在勉強中です!

学会参加報告

医学分野の学会や講習会にも積極的に参加し、獣医学との接点を模索しつつ医学の最新知識を動物の呼吸器医療の発展に役立てようと思っています。

2001.3.3 第96回日本気管支学会関東支部会
医学の気管支鏡専門医の症例検討会(20-30症例/回)
2001.5.23 第13回気管支鏡セミナー
気管支鏡検査の基礎知識を学んだ。
2001.5.24-25 第24回日本気管支学会総会
2001.6.23 第6回日本気管支学会関東支部会気管支鏡講習会
医学専門医に気管支鏡の手技の基本を学んだ。
2001.6.23 第97回日本気管支学会関東支部会
2001.9.29 第98回日本気管支学会関東支部会
2001.12.1 第99回日本気管支学会関東支部会
2002.3.9 第100回日本気管支学会関東支部会
2002.10.5 第102回日本気管支学会関東支部会
2002.12.14 第103回日本気管支学会関東支部会
2003.3.1 第8回日本気管支学会関東支部会気管支鏡講習会
径気管支針生検(TBAC)について学んだ。
2003.6.14 第105回日本気管支学会関東支部会
2003.9.27 第106回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会
2003.12.20 第107回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会
2004.7.3 第109回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会
2004.9.25 第110回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会
2004.12.18 第111回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会
2005.3.19 第112回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会
2005.6.8 第17回気管支鏡セミナー
さまざまな気管支鏡検査手技について学んだ。
2005.6.9-10 第28回日本呼吸器内視鏡学会総会
2005.6.25 第113回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会
2005.9.10 第114回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会
2005.12.17 第115回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会
2006.3.25 第14回日本気管支学会関東支部会気管支鏡講習会
硬性鏡を用いた気道ステントの留置、気管支塞栓術
2006.3.25 第116回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会
2006.7.8 第117回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会
2006.12.2 第119回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会
2007.4.14 第120回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会
2007.7.7 第121回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会
2007.8.28-31 第47回臨床呼吸機能講習会 Bコース(東京)
医学における呼吸機能検査の基礎知識と検査実習、およびCOPD, ARDS, SASなどの病態生理学について学んだ。
2007.12.15 第123回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会
2008.3.30-4.2 第15回世界気管支学会 (東京)
15th World Congress for Bronchology(WCB)
世界各国の気管支鏡専門医の研究発表。アメリカの限局性肺気腫に対するアンブレラ型の気管支塞栓子の発案が印象的だった。
2008.4.19 第124回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会
2008.6.4-7 第26回アメリカ獣医内科学会年次大会(テキサス州サンアントニオ)
The 26th Annual ACVIM Forum San Antonio, TX
実習:胸部X線読影、小動物気管支鏡検査、気道ステント留置
講義:気道インターベンション、短頭種気道症候群の病態・治療法の新たな展望、猫下気道疾患に対するステロイド吸入療法、犬猫下気道疾患の無症候性炎症の重要性、ARDS
研究報告:左房拡大による左主気管支の圧迫に対するステント療法、良性鼻咽頭狭窄に対するバルーン拡張型金属ステント療法
とくに犬猫の気管支鏡検査の先駆者の一人であるDr.MaKienanと議論できたことや気道インターベンションを専門に行っているDr.Weisseと交流が持てたことがとても有意義でした。
ドイツのDr.Oechteringの短頭種気道症候群の研究は、基礎から治療に至るまで大変noveltyあり優れたものでした。今後、治療方法が大きく変るかもしれません。印象的だったのは、彼の講演の最後に部屋を真っ暗にしてパグのいびきの音を2分位ずっと聴衆に聞かせ、この音の原因についてもう一度よく考えて欲しい、と訴えたことでした。人間に造られた犬の悲劇であると彼は強調しておりました。
2008.7.19 第125回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会
2008.8.26-29 第48回臨床呼吸機能講習会 Bコース(長野)
呼吸生理学の基礎および人医学における呼吸機能検査の基礎について学び、実際に様々な検査を体験した。および慢性閉塞性肺疾患(COPD), 閉塞性睡眠時無呼吸症(SAS), 急性呼吸促迫症候群(ARDS)などの病態生理学について学んだ。
2008.8.31 第3回関東地区小動物内視鏡懇談会―呼吸器内視鏡セミナー (日本獣医生命科学大学)
教育講演および症例検討1演題「気管分岐部を閉塞する中枢気道内腫瘍に対しいinterventional bronchoscopyにて管理した猫の1例」
2008.12.13 第127回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会
2009.4.18 第128回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会
2009.12.12 第131回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会
2010.3.6 第132回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会
2010.6.9-10 第33回日本呼吸器内視鏡学会学術集会(横浜)
2010.7.10 第133回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会
2010.9.11 第134回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会
2010.12.11 第135回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会
2011.3.19 第136回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会
2011.6.12 尾崎塾呼吸のフィジカルアセスメント実技セミナー
2012.5.30-6.2 アメリカ獣医内科学アカデミー年次大会2012 (ルイジアナ州ニューオーリンズ)-2012 ACVIM Forum, New Orleans, LA   学会発表(口頭15分)―Assessment of arterialization of peripheral venous blood in well-perfused dogs. 
また、肺機能と呼吸困難および人工呼吸管理法、敗血症‐SIRS-ARDSの機序と新知見、呼吸症状と血小板凝固機能亢進などの詳しい講義を聴きました。
2013.4.19 第53回日本呼吸器学会(東京)
2015.4.17 第55回日本呼吸器学会(東京)
慢性呼吸不全における酸素療法の現状と今後の展望、気腫合併肺線維症(Combined pulmonary fibrosis and emphysema, CPFE), 慢性間質性肺炎に対するN-アセチルシステイン吸入療法、Mostgraph、Trousseau症候群
2024.4.5 第64回 日本呼吸器学会(横浜)
2024.6.27 第47回 日本呼吸器内視鏡学会(大阪)
2024.9.7 第190回日本呼吸器内視鏡学会関東支部会(東京)