News&Topics

院名変更のお知らせ

お知らせ

当院は6月26日より院名を「犬・猫の呼吸器科」と変更します。7年間の動物の呼吸器専門診療の経験と知識を活かし、今後も「呼吸を楽にする」との信念は変わりません。詳...

PaCO2とPetCO2の較差増大は死腔増大の大まかな指標

Blog-Dr城下の呼吸器雑記帳

PaCO2とPetCO2の較差は、死腔が増大すると開大します。例えば、心拍出量減少や肺塞栓で生理学的死腔が増大しますので、このときにPaCO2とPetCO2の較差は開大します。た...

「リンパ形質細胞性鼻炎」

Blog-Dr城下の呼吸器雑記帳

「リンパ形質細胞性鼻炎」は、最近「リンパ球形質細胞性鼻炎」とも呼ばれることがあり、以下調べてみました。 King, L. G. (2004). Textbook of Respiratory Disea...

犬・猫の呼吸器症例検討会

症例検討会

獣医療における呼吸器診療に強い関心があったり、すでに呼吸器を主体に診療されている先生方も多くいらっしゃると思います。そこで、呼吸器に志をもつ臨床医ともできる...

年末年始休診のお知らせ

お知らせ

12月30日(土)~ 2018年1月3日(水)まで、年末年始のため休診とさせていただきます。メールでの予約受付は行っております。ただし、診療の予約は1月4日(木)以降とな...

CO2ナルコーシスの症状・判断方法

Blog-Dr城下の呼吸器雑記帳

CO2ナルコーシスの症状、ヒトでは、「This syn­drome is characterized by increasing PaCO2 levels, aci­demia, stupor, and coma. Additional clinical signs suggest...

Ⅱ型呼吸不全患者に対する酸素投与方法、目標とするPaO2の値は?

Blog-Dr城下の呼吸器雑記帳

急性呼吸促迫時には100% 酸素をFlow-byがよいと思います。開口呼吸が消失すれば、ICU管理がよく、FIO2 25-30%, 室温 22-23℃に初期設定します。 Ⅱ型呼吸不全の代表疾患...

問診で聞くべき「環境由来刺激物質」とは?

Blog-Dr城下の呼吸器雑記帳

芳香剤、消臭剤、殺虫剤、野焼きの煙、線香、防虫剤、香水、洗剤、柔軟剤、塗料などの揮発性有機溶媒、化学肥料、植物の花粉、ほこり、カビ、整髪剤などです。たばこの...

肺C線維受容体と気管支C線維受容体とで違いがあるのか?

Blog-Dr城下の呼吸器雑記帳

構造的には同じですが、部位により反射応答に差異が生じます。気道の求心性神経は、喉頭から中枢気道に分布する咳受容体(RARs)に接続する有髄線維(Aσ)の他に、肺胞...

Ⅱ型呼吸不全の症例で高濃度酸素吸入により意識障害や呼吸困難を引き起こすのはなぜ?

Blog-Dr城下の呼吸器雑記帳

慢性高炭酸ガス血症を引き起こす呼吸器疾患は、同時に低酸素血症も生じています。これは、肺胞気式 PAo2=FIo2-Paco2/R (R:呼吸商)でも説明されますが、このような状況...