設備紹介

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    2階呼吸器科の入り口です。
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    呼吸器科の診察室です。
    先ず、腰かけていただきじっくりとお話を伺います。検査終了後もレントゲン写真や検査結果をモニターに示し丁寧に説明します。
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    手術・内視鏡検査室の入口です。
    フットセンサーで開く自動扉となっております。
    内部は陽圧のクリーンルームとなっております。
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    手術・内視鏡検査室内部の様子です。
    手前は気管支鏡検査等を行う透視装置で長さ120cmの台です。奥は電動昇降式の手術台で長さは150cmになります。広い室内は、空気清浄を兼ねたエアコンで空気の出入りを管理し室外から汚れた空気が侵入しないようになっております。
    また、天井および壁には空気清浄効果のある特殊な塗料や壁材を使用しており、衛生管理には最大限注意を払っております。
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    気管支鏡検査スペースを全貌しています。
    気管支鏡検査は最大限の安全を確保するため全症例においてX線透視下で行っております。
    現在、年間100例ほど気管支鏡検査や気管支鏡手術をここで行っております。
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    最先端の人の呼吸器医療でも使用されている気管支ビデオスコープシステム(OLYMPUS EVIS LUCERA ELITE)を2018年4月に導入しました。当院呼吸器科では、X線透視と気管支鏡検査を連動して行いますので、細かい気管支・肺内の検査や、気道内の内視鏡手術を口から入れる内視鏡にて安全かつ正確に行います。鮮明な静止画や動画は診療内容説明や学術研究のために全て記録しております。
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    気管支鏡はステンレスキャビネット内に衛生的に保管されております。画像は、キャビネットを開いたところです。
    左から、外径4.2mm・有効長600mm・チャンネル径2.0mmの気管支ビデオスコープ(OLYMPUS BF-P290)、外径3.1mm・有効長600mm・チャンネル径1.2mmの気管支ビデオスコープ(OLYMPUS BF-XP290)、外径5×7mm・長さ250mmの気管内異物除去などの特殊処置を行う硬性気管支鏡(MACHIDA MVE-VB250)、外径5.4mm・有効長1100mm・チャネル径2.2mmのヒト用の上部消化器汎用軟性ビデオスコープ(OLYMPUS GIF-1200N, オリンパス)、外径4.0mm・長さ600mmの気管支ファイバースコープ(OLYMPUS BF TYPE MP60)の5本を保管しております。
    さらに他に、極細径2.5mm・有効長550mm・チャネル径1.2mmの気管支ファイバースコープ(MACHDA MVE-2555)や主に咽喉頭の観察や鼻腔内の処置に使用する外径2.7mm・有効長16cm・視野方向30°、外径4.0mm・有効長16cm・視野方向30°、外径4.0mm・有効長16cm・視野方向0°、外径4.0mm・有効長16cm・視野方向70°の硬性鏡も完備しております。体重60kgの大型犬から体重1kgほどの子犬・子猫までさまざまな気道内および鼻腔内の検査や処置に常に対応できるようにしております。
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    写真で私が手にしているのは最もよく使用している外径4.0mm, 有効長600mmの気管支ファイバースコープ(OLYMPUS BF type MP60)です。検査だけでなく、直径5mmほどの猫の気管内の腫瘍を切除するなどの細かい手術もこの気管支鏡で可能です。
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    気管支鏡検査や手術で使用する器具は手術室内のステンレス器具庫内に衛生的に管理しております。
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    手術前の手指洗浄は紫外線で処理された滅菌水にて行っています。
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    左から順に、麻酔器、アルゴンプラズマ凝固・高周波発生装置、医療用エアーコンプレッサーです。 麻酔器は、モニタや人工呼吸器など関連装置を全て架台に固定し、すぐに移動可能な状態にしております。アルゴンプラズマ凝固・高周波発生装置は気管支鏡手術で腫瘍を切除したり小さくしたりするために不可欠な装置です。エアーコンプレッサーは、純酸素に空気を混合することによって、呼吸器症状に合わせ吸入気酸素濃度を30-60%に保ち、高濃度酸素吸入による肺障害を予防します。
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    温かい空気を専用のマットに送りながら保温をする装置です。X線を通すので体を温めながら気管支鏡検査ができます。
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    装置は、富士フィルム(前:日立製作所)Supria Grand FRです。
    2022年3月から稼働しています。
    呼吸器で主に肺や鼻腔疾患の描出を目的とし、当院で20年間技術を磨いてきた気管支鏡検査や鼻鏡検査と併せて、さらに精度の高い診断と治療を目指します。
    64列/マルチスライスCT装置なので、スクリーニング検査としてなら無麻酔でも肺野の撮影は可能です。まずは、一次検査のX線検査と併せ無麻酔CT検査を積極的に取り入れ、肺野病変診断の精度を高めます。また、全身麻酔時にも呼吸管理を精密に行う人工呼吸器と生体情報モニター、そして最大吸気時に息止めして肺野撮影する装置、造影も行う環境も整えています。

呼吸器科入院動物の監視装置について

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    PetiMeti
    首にかけるだけで、安静時呼吸数を記録するデバイスのPetiMetiです。動物の安静時呼吸数は、肺の病気の程度を反映します。しかし、呼吸数は、観察されること自体、体の動き、緊張、音に対する反応、環境変化などで影響を受け、なかなか正確に測ることができませんでした。しかし、このデバイスは数時間のうちの安静時呼吸数を自動的に抽出して、Bluetoothに接続されたiPadやスマホに情報を送ってくれます。呼吸器病の動物の管理には不可欠なツールになっています。
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    PetiMeti
    通常、PetiMetiは、ICU室入院動物に装着し、安静時呼吸数を監視しています。画面右下に、Bluetoothに接続されたiPadに呼吸数と心拍数を常時測定し表示されています。
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    PetiMeti
    測定された安静時呼吸数はグラフでiPadやスマホでトレンドを確認でき、呼吸状態を把握できます。このデバイスはご自宅でも使用できます。
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    ICU室監視用カメラ-天井タイプ
    院内ICU各室は有線LANネットワークカメラシステム網で監視を行っています。天井や壁や可動式のネットワークカメラでもどの部屋のPCでも専用モニター画面でみることができます。この写真は天井からICU室を監視しています。このカメラは遠隔でズーム機能と視点の方向を変えられます。
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    ICU室監視用メットワークカメラ-壁タイプ
    このカメラは壁に設置し、正面のICU室を監視しています。
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    監視用ネットワークカメラのモニタ画面例
    院内には16台の有線ネットワークカメラが設置されており、3つのICU室の入院動物、一般室入院動物の状況を別室で遠隔監視可能としています。これらのカメラは防犯目的にも使用しています。
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    Monipet
    ICU室内の動物の動きや呼吸の状態をリアルタイムで24時間、遠隔で監視できます。iPadでインターネットを介し無線で離れた部屋からでも監視できます。ビデオカメラとセットになっており、動きと同時に実際の動物の状態もリアルタイムで把握できます。さらに、ICU室内の温度、湿度、酸素濃度、炭酸ガス濃度などの環境データもリアルタイムでモニターできます。異変があればただちに全館のiPadにアラームが鳴ります。
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    Monipet
    2階のICU室入院動物を1階の診察室で動物とICU室の環境を監視できます。
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    テルコム新型酸素濃縮器
    酸素濃度調整が可能(30〜90%)なテルコム新型酸素濃縮器です。慢性閉塞性肺疾患などの高濃度酸素吸入が危険な動物に適応できます。さらにIOT機能、通信にて適切な酸素濃度が生成されているか、メーカーでも遠隔モニタしています。常に適切な機能が維持されているか、現場とメーカーで二重の確認を行い、最大限安全確保に努めています。

このように当院では特殊監視装置を用い、呼吸器疾患動物の状態を2重、3重の方法で24時間監視し、ひとつの大切な命を見守っています。