気管支鏡検査一覧

症例419

症例419動画】 チャッピーちゃん。ラブラドールレトリーバー 12歳 メス 23.0kg。アニマルウェルネスセンター(東京都西東京市)より診療依頼を受けました。 症状:興奮時ストライダーおよびチアノーゼ発症一度あり。最終診断は喉頭麻痺。その他の臨床所見:安静時問題なし、胸部X線検査にて肺野透過性正常、Pao2 86mmHg, CRP 0.90mg/dl。気管支鏡所見:吸気時に両側披裂軟骨外転なく、ときに吸気時に声門裂が接着した。最終診断:後天性特発性喉頭麻痺。治療:片側披裂軟骨側方化術および一時的気管切開術。転帰:術後経過良好。術後2日目に気管切開チューブ抜去。入院中、散歩で30分間程度早歩きしたり、軽く走ったり、階段の上がり下りでも、高調ストライダー(ヒーーヒーー)みられず。経過良好のため、2週間後退院。