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気管支鏡検査一覧

症例484

#484−イワナミココア150801BS

【症例484動画】 ココアちゃん。ヨークシャーテリア 13歳 メス、体重1.46kg。来院経緯、主訴、問診:2015年8月1日、原発性気管虚脱に対し気管内ステント留置後38ヶ月の定期検診。ネブライザー療法を生理食塩液のみで1日2回継続し、咳は全くなく、とても元気にしているとのことであった。 診察時徴候:一般状態良好。良く走り、鳴いていた。 臨床検査所見:血液ガス分析にて問題なし(Paco2 32mmHg, Pao2 91mmHg)、CRPわずかに増加(1.05mg/dl)、X線および透視検査にてステントの位置および前後に気管虚脱形成なく良好。 喉頭および気管気管支鏡検査所見:肉眼所見にてステントと気管粘膜との一体化良好、粘膜停滞なし、肉芽組織形成なし。ステント内ブラッシングにて細菌陰性、気管支肺胞洗浄液解析(RB2, 5mlX3, 回収率37.3%)にて異常認められず細菌陰性。 確定診断:問題なく経過良好。 最終治療:特異的処置なし。 転帰:検査後覚醒良好のため当日退院。