気管支鏡検査一覧
症例426
【症例426動画】 ソイちゃん。フレンチブルドッグ 7ヶ月齢 オス 体重8.55kg。ナチュラ動物病院(座間市)より診療依頼を受けました。 症状:大きないびき、1ヶ月前に睡眠時に呼吸が止まりそうなり苦しそうになったことがあった。最終診断は短頭種気道症候群代償期。その他の臨床所見:診察時に低調スターターが頻繁にみられた。診察台上でストライダーは生じなかった。Pao2 81 mmHg, Paco2 39 mmHg, 頭部X線および透視検査にて軟口蓋過剰および過長あり。鼻鏡検査にて後鼻孔構造に問題なし。 気管支鏡所見:反転喉頭小嚢なし、喉頭虚脱なし、気管気管支樹以降に問題なし。 最終診断:短頭種気道症候群代償期 治療:軟口蓋切除術 転帰:術後翌日に気管切開チューブ抜去、2日目に退院し経過良好。