気管支鏡検査一覧
症例395
【症例395動画】 シロちゃん。雑種猫 10歳 メス、症例382の3ヶ月後。症状:1日数回、発作的に強い咳が生じる。咳時以外は問題なく生活。気管支鏡所見:ステント前部領域に肉芽状結節病変、ステント後部領域に多発性反応性肉芽あり。ブラッシング標本にてPasteurella multocidaが分離された。その他の臨床所見:特になし。最終診断:ステント内反応性肉芽。治療:気管鏡下に肉芽部分にアルゴンプラズマ凝固処置(気管支鏡下手術)。分離された菌に有効な抗生剤を含むネブライザー療法を在宅にて開始した。転帰:数日後に咳は著明に減少。1ヶ月後再処置(症例407へ続く)。