リンパ形質細胞性鼻炎 ●
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英名表記:
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病態
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原因と発症傾向
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診断
1)–
2)–
3)–
診断のレベルは、確定(Definite): 1)〜3)全てを満たす、疑い(Possible):1)と2)を満たす、可能性あり(Probable):1)のみ
臨床徴候
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血液検査
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動脈血ガス分析
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画像検査所見
X線検査
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CT検査
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内視鏡検査
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その他
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治療
(1)初期対処
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(2)内科療法
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(3)外科療法
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予後
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未解決の問題、特記事項
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引用文献
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(犬・猫の呼吸器臨床研究会 犬・猫の呼吸器科 城下幸仁)
当院呼吸器科の見解と処置
臨床徴候と検査所見
- 漿液性鼻汁を伴う執拗なくしゃみが1ヶ月以上つづく
当院呼吸器科診断基準
- 漿液性鼻汁を伴う執拗なくしゃみが1ヶ月以上続いている(必須)
- スターターや開口呼吸がみられる
- 口蓋裂や後天性口蓋欠損孔がない(必須)
- 鼻鏡検査にて、腫瘍、細菌/真菌感染、異物が否定され、粘膜表面の凹凸不整やびまん性発赤がみられる(必須)。
- 鼻腔粘膜ブラッシング細胞診にてリンパ球優位/好酸球陰性、かつ鼻腔粘膜細胞診にてリンパ球の強い浸潤あり(必須)。
- 鼻腔粘膜ブラッシング細胞診にてリンパ球が認められず、鼻腔粘膜細胞診にて有意でないリンパ球浸潤がみられた場合、生理的な鼻粘膜の反応と識別できないのでリンパ形質細胞性鼻炎とは診断せずに、非定型リンパ形質細胞性鼻炎と分類し、リンパ形質細胞性鼻炎の1種とみなす。この場合、慢性特発性鼻炎と症状を共有することが多く、ネブライザーのみでは治療反応は十分でなく、症状の管理にはステロイド点鼻や内服を必要とする。
症例
確定診断症例数 例(-140903)
症例① リンパ形質細胞性鼻炎と診断したボーダーテリアの1例
症例② 猫喘息を合併したリンパ球プラズマ細胞性鼻炎の幼齢猫の1例