相模が丘動物病院のホームページ|メール


呼吸器疾患に対する気管支内視鏡検査と処置の応用-会場での討論

Q1:麻酔事故の症例1では、検査前に心嚢水貯留はみられなかったか?
A1:残念ながら当日心エコーをみれるスタッフがおらず、検査を行っておりませんでした。大きな反省点です。

Q2:麻酔事故の症例2では、検査前に酸素室等で十分な酸素投与は行っていたか?
A2:酸素室管理では、私の記憶では3L/分ほどの酸素流量で管理していたと思います。そのときは呼吸困難等の問題はなかったです。しかし、検査直前までには、検査室移動、鎮静麻酔導入、保定等、酸素室外からの経過時間が長いので、先ず気管内挿管して自発呼吸下で酸素飽和度が安定してから、通常気管支鏡検査を開始しております。しかし、この症例では、その安定を待つ前に麻酔導入後、不整脈と心停止を起こしました。

Q3:保定は?
A3:私は仰臥で行なっております。気管支鏡操作しやすいということが最大の理由です。


相模が丘動物病院のホームページ|メール
Copyright(c) Sagamigaoka Animal Clinic. All rights reserved.