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小動物気管支鏡検査の基礎と実際I-会場での討論

Q1:(座長)スタッフ6名で行っているというが、一般病院ではこの人数で行うのは無理でないか?
最低どれくらいいればできると思うか?
A1:検体の処理と染色を一人で行うと染色に時間がかかり次の検体の処理までに間に合わない。検査時間を最小限にするためにはできればこれだけの人数が欲しいが、検査内容を制限すれば4名程度でも十分滞りなく行えると思う。

Q2:(座長)自発呼吸下でなく呼吸管理下には検査は行えないか?
A2:スコープを通すときはどうしても回路がオープンになってしまうので、検査と呼吸管理を同時に行うのは難しいように思うが。。。
(座長)サクションハーフの栓を開けなければ可能であるし、また鼻道を介して高頻度ジェット換気換気ならば短時間であれば可能であると思う。

Q3:透視は必要か?
A3:BALだけなら必要ないかもしれない。しかし、気管支樹の構造をよく理解していることが前提となる。(深部のブラシ生検や肺生検を行う場合は透視は必要となる。)


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