気管支鏡検査一覧

症例400

症例400動画】 モモちゃん。ブルドッグ 1歳 メス。ファミリー動物病院(東京都多摩市)より診療依頼を受けました。症状:興奮時ストライダーを頻繁に生じ、チアノーゼ歴あり。最終診断は喉頭虚脱ステージ2。気管支鏡所見:喉頭虚脱ステージ2および喉頭周囲粘膜過剰。その他の臨床所見:特になし。最終診断:短頭種気道症候群および喉頭虚脱ステージ2。治療:一時的気管切開術、軟口蓋切除術+腹鼻道バルーン拡張術+喉頭周囲粘膜切除+喉頭小嚢切除術。転帰:翌日、極めて状態良好で興奮してもストライダーは激減し、気管切開チューブを抜去し退院。転帰:退院後1週間、自宅にてストライダーは著明に減少し活動性増加。術後1ヶ月検診にて、自宅ではストライダーはほとんど起こらなくなり、30分以上歩いても全く心配にならなくなったとのこと。頭部X線および透視検査にて術前に比べ咽喉頭領域のX線透過性が改善していた。