気管支鏡検査一覧

症例396

症例396動画】 りきちゃん。マルチーズ 11歳 オス。みかん動物病院(秦野市)および麻布大学循環器科(相模原市)と共同診療。33ヶ月前に左心房拡大による左主気管支圧迫により気管支ステント留置。症状:強い咳が3ヶ月間続く。最終診断は気管の慢性炎症および左主気管支虚脱。気管支鏡所見:気管粘膜多発性粟粒状病変、左主気管支虚脱、気管支ステントの後方移動、ステント後部内部に反応性肉芽あり。その他の臨床所見:特になし。最終診断:気管の慢性炎症および左主気管支虚脱。治療:2週間後に十分な長さの気管支ステントを留置予定 転帰:検査当日退院可だったが、4-5日間強い咳が続いていた。