一次検査と二次検査
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一次検査は、初診時に行う検査のことです。麻酔鎮静をかけない低侵襲検査です。当院呼吸器科では動物の病状を無麻酔でできるだけ正確に把握するために様々な検査を行っております。動脈血ガス分析や透視下呼吸観察など基本となるものから、カプノグラムなどの独特の工夫を凝らしたものもあります。呼吸器疾患の動物は非常に繊細ですので、焦らず状態を確認しながら、ひとつずつ検査を行っていきます。各検査間には酸素室で休ませます。これらの検査は同時に、全身麻酔下で行う気管支鏡検査の必要性や方法を検討したり、またそれに耐えられるかどうかを判断したりする目的でも行われます。 二次検査は、一次検査後に必要と認められた場合に行う全身麻酔下で行う検査のことです。主に気管支鏡検査を指し確定診断が行えます。動物のストレスを考慮し一次検査と同日に行うことはありません。気管支鏡検査とは、外径3.6, 4.4, または6.0mmの細い内視鏡を用い、喉頭から気管気管支を観察する検査です。呼吸症状の原因やレントゲン所見の解明のために行います。気管支鏡内にはチャネルと呼ばれる数mmの細い管が走り、それを使って気管支肺胞洗浄やブラシ擦過などを行えば肺の奥の方までの検査ができます。一次検査で事前に十分に病状や検査方法が検討されていれば、検査自体は15-20分程度、全身麻酔時間も1時間程度で安全に終了します。もし、鼻の異常が予想されれば、鼻腔鏡検査もそれに引き続き行います。これは、口の中で内視鏡を反転し鼻咽頭腔と呼ばれる鼻と口の中間の空間をみます。 |
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